演目紹介

花咲かじいさん

あらすじ

 ある日、川上から流れてきた白い子犬が、網にかかってキャンキャン苦しそうにもがいていました。
魚を取るために仕掛けた銭べえの網にかかってしまったのです。

 銭べえに捨てられたその子犬は、喜助じいさんとおばあさんに拾われてシロと名付けられました。

 シロはおじいさんとおばあさんに子どものように可愛がられて、元気にどんどん大きくなりました。

 ある日、シロはおじいさんを促して裏山に連れて行きました。
ある場所まで来ると、シロは「ここ掘れ、ここ掘れ!」と言うように大きな声で吠えます。

 おじいさんは何が何だか分からないままに、持って来た鍬で土を掘ってみました。
するとどうでしょう。穴の中から小判がザクザク出てきたではありませんか!

 おじいさんはそれはもうびっくり!家でその話を聞いたおばあさんもびっくり!二人はシロの不思議さに驚かされてしまいました。

 さて、それを見ていたのが、銭べえとその母お金婆。自分も小判が欲しいと、嫌がるシロを無理やり連れ出して裏山に引っ張っていきました。

 シロは銭べえに引っ張られて、もうフラフラ。力尽きて倒れこんでしまいます。
銭べえは、シロが倒れこんだところが小判の出るところだと思い、土を掘ってみました。
するとどうでしょう。穴の中から出てきたものは、蛇やムカデ、カエルに蜘蛛、そして蛾の大群!あとからあとから出てきては銭べえを襲います。
怒りと悔しさでいっぱいになった銭べえは、鍬でシロを何度も何度も殴りました。

 そしてシロはとうとう動かなくなってしまいました。

登場人物

【おじいさん】

心優しいおじいさん。
自分の子供のようにシロを育てる。

【おばあさん】

心優しいおばあさん。
おじいさんと共にシロを可愛がって育てる。

【シロ】

おじいさんとおばあさんに拾われてスクスク育つ。
小判までおじいさんを案内する不思議な犬。

【銭べえどん】

隣に住む欲深なおじさん。

【おかねさん】

銭べえどんのお母さん。
息子と同じように欲が深い。

【動物たち】

【殿と若侍】

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